「令和5年度の年金額改定について」を公表

年金支給

 

厚生労働省は令和5年度の年金支給額を、67歳以下で2.2%68歳以上で1.9%の引き上げを公表しました。

 

令和5年度の新規裁定者(67歳以下)の年金額(例)

国民年金(老齢基礎年金)満額1人分の場合

令和4年度(月額)   64,816円

令和5年度(月額)   66,250円(前年度より+1,434円)

厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)

令和4年度(月額)  219,593円

令和5年度(月額)  224,482円(前年度より+4,889円)

 

令和5年度の新規裁定者(68歳以上)の年金額(例)

国民年金(老齢基礎年金)満額1人分の場合

令和4年度(月額)   64,816円

令和5年度(月額)   66,050円(前年度より+1,234円)

厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)

令和4年度(月額)  219,593円

令和5年度(月額)  223,793円(前年度より+4,200円)

 

令和5年4月分から適用されます。

4月、5月分は6月に支給されますので、6月受け取り分から額の改定があります。

 

余談ですが、新規裁定者(67歳以下)は、賃金の変動率を基準として年金支給額を改定します。

既裁定者(68歳以上)は、物価の変動率を基準として年金支給額を改定します。

 

令和5年度は、プラスの改定となりましたが、令和4年の消費者物価指数は前年比2.5%の上昇となっています。

令和5年度の年金額は上昇しますが、物価上昇率にわずかに届かない状況となっています。

 

厚生労働省ホームページ → こちら

 

 

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