2020年8月19日 投稿者: tslp20201001 オフ

厚生年金保険における標準報酬月額の上限の改定

厚生年金保険における標準報酬月額の上限が改定されます。

 

令和2年8月14日に「厚生年金保険法の標準報酬月額の等級区分の改定等に関する政令(令和2年政令第246号)」が公布されました。

 

何が変わるのかと言いますと令和2年9月から、厚生年金保険の標準報酬月額の上限が第31級(62万円)の上に、第32等級(65万円)が追加されます。

 

厚生年金の場合、給与額に応じた標準報酬月額を基に年金額の掛金が計算され、年金額の掛金が高いほど将来受け取る年金額も高くなります。

そのため、現役で働いているときは、頑張った働きに応じた収入を得ることは働く意欲の向上に必要ですが、それに加えて、老後においても受け取る年金額の格差が大きくなることに慎重なため、上限を可能な限り抑える傾向にありますが、下記の2点に該当する場合に改定することになります。

① 標準報酬月額の上限は、全厚生年金被保険者の平均標報(標準報酬月額の平均額)の概ね2倍。

② 年度末時点の全厚生年金被保険者の平均標報の2倍が、標準報酬月額の上限を上回る状態が継続すると見込まれる場合、その年の9月1日から政令で上限を引き上げることができる。

 

<令和2年9月1日からの取扱い>

厚生年金保険の標準報酬月額の最高等級の上に更に等級を加える改定を行う(第31級〔62万円〕の上に、第32級〔65万円〕を追加
標準賞与額の最高限度額は、これまでと同様、1月あたり150万円

(ボーナス時の年金額の掛金の計算の額を、150万円を上限とします)

経過措置→この政令の施行の日前に厚生年金保険の被保険者の資格を取得し、同日まで引き続き厚生年金保険の被保険者の資格を有する者のうち、令和2年9月の報酬月額が新たな最高等級である第32級に該当する者の標準報酬月額については、同日において実施機関が改定する(改定された標準報酬月額は、原則として、令和2年9月から令和3年8月までの各月の標準報酬月額とする)。

 

標準報酬月額の上限が引き上げられるという事は、給与が全体的に上昇したってことですね。

羨ましい限りです!