2023年3月からの協会けんぽの健康保険料率が公表されました
令和5年度保険料額表(令和5年3月分から)
→ こちら(協会けんぽホームページが開きます)
協会けんぽの健康保険料率は例年3月分から見直しが行われます。
保険料率は、都道府県ごとにかかった医療費や年齢別の加入者数などを踏まえ、インセンティブ(※)が反映されて決定されます。
第121回全国健康保険協会運営委員会資料
→ こちら(協会けんぽホームページが開きます)
(※)インセンティブ
協会けんぽでは平成30年度からインセンティブ制度が導入されています。 都道府県ごとに次の項目を基に評価され、インセンティブとして反映されます。 ① 特定健診等の実施率 ② 特定保健指導の実施率 ③ 特定保健指導対象者の減少率 ④ 医療機関への受診勧奨基準において速やかに受診を要する者の医療機関受診率 ⑤ 後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用割合
インセンティブ制度 → こちら(協会けんぽホームページが開きます) |
令和5年度の保険料率を見ますと、
最高は佐賀の10.51%、2番目に高いのは福岡(10.36%)、3番目は熊本(10.32%)。
最低は新潟の9.33%、2番目に低いのが長野(9.49%)、次いで福島(9.53%)。
静岡県は前年から据え置き、引き下げとなるのは33道県、引き上げは13都府県となります。
全国平均は、前年と同じ10.0%に据え置かれます。
最高と最低の差を見ますと、10.51 - 9.33 = 1.18%です。
仮に、標準報酬月額が20万円としますと、
200,000円 × 1.18% = 2,360円
2,360円 × 12か月 = 28,320円
1月で2,360円、1年で28,320円の差です。
大きいですね。
それにボーナスが年間60万円としますと、7,080円 です。
年間で 28,320円 + 7,080円 = 35,400円 となります。
保険料負担は、使用者と労働者との折半負担ですが、1人でこれだけの差がありますので、従業員の多い企業様ほど、負担額もかなり大きいものになります。
新しい健康保険料率は、令和5年4月納付分から適用されます。
なお、介護保険料率64%から1.82%に引き上げされます(全国一律)。
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